少子高齢化の近未来 寿退社がなくなった
昭和の時代、女性社員は結婚を機に退職するのが通例で、18歳で雇用しても24歳までに結婚して退職していくことが多くありました。30歳でも働いている女性はお局さんと云われて男性社員からは疎んじられました。
令和の時代になると、女性の結婚に対する考えが、高身長、高学歴、高収入という男性に求める価値が、優しさや家事の分担など、最初から共働きすることを前提に考えるようになりました。
男性の収入だけで生活できた昭和と違い、令和の時代になると、夫婦共働きしてやっと生活できるまでに収入は減少しています。また、寿退社すると転職時に初任給から始めなければならないので働き続ける女性が増えました。
男女雇用機会均等法により、男女の給与に差がなくなり、女性の自立もできることで男性に頼らないで生活できるようになりました。結婚だけが女性の幸せだという価値観は崩壊しています。
女性は社会人になってから、デジタルスキルを向上させるために勉強することに抵抗がありません。男性は、社会人になると付き合い重視で飲み会が多く、勉強する時間が少ないのでどうしても女性の収入が良くなります。
令和の時代になると、少子高齢化で至る所でデジタル化やロボットの導入が促進され、高収入のお仕事はデジタル系になり、それ以外のお仕事では高収入は望みにくくなります。デジタルスキルを身につけた人との収入の差は広がるばかりです。