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いつも誰かとつながっていたい

若い人でいつもSNSをオープンにしている方がいます。チョッとでもSNSに連絡が入るとすぐに見るし、自分からSNSに書き込みをして楽しんでいます。誰かの書き込みを見ることも大好きですが、スマホがないとソワソワして落ち着きません。

 

ひとりでいると孤独感に押しつぶされそうになり不安。誰が何をして、どこにいるのかが気になる。ついついSNSを見たり書いたりする癖がついてしまう。これはSNS依存症で、チョットした病気に分類されています。

 

僕は、孤独が好きです。ひとりで部屋に入ればジッと瞑想することもできるし、ひとつのテーマについて熟慮することもできれば、しっかり勉強することもできます。あるいは、外に出てサーフィンしたりトレッキングしたりもできます。

 

ひとりでいることは自分の成長にとってとても大切なことで、皆と一緒にいれば安心ですが成長もありません。どこかで自分を鍛える時間が必要です。大人になれば仕事と飲み会で一日が終わりがちですが、それだけでは成長できません。

 

みんなと一緒にいるから安心だと思っていると新しい知識もスキルも身につかず、気が付くと古い知識とスキルで仕事をして若い社員から煙たがられる存在になっていたなんてことがよくあります。新入社員を連れて居酒屋に行き、「俺たちの若い頃は・・・」。

 

ひとりになったときに何をするか、何ができるかががその人の実力です。そのためには、ひとりでいる時間に成長できるよう勉強したり身体を鍛えたりしなければなりません。群れていると群れから離れられなくなります。

 

羊のように弱い動物は群れの中にいると安心できますが、自己判断で集団から離れることができません。虎のように群れを作らない動物は自己責任、自己判断で生きることができますが、誰も助けに来られません。

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