損益分岐点の考え
事業計画書を作成するときに必ずと言っていいほど添付しなければならないのが損益分岐点。つまり、いくら以上の売り上げがなければ損ができるのかギリギリの売り上げを計算で求めて記入説明する必要があります。
売上に関係なく必要な経費、例えば家賃や人件費などを固定費と言います。売上に比例して必要な経費、例えば仕入れ原価や販売手数料などを変動費と言います。この3つの指標があれば損益分岐点の売り上げを求める事ができます。
計算式
固定費÷(1―(変動費÷売上高))
例えば、売上高200万円、変動費120万円、固定費50万円とすると
変動比率=120万円÷200万円=0.6
貢献利益率=1―0.6=0.4
損益分岐点=50万円÷0.4=125万円になります。