ボーっと生きてられないよ!
2019年、温暖化によって異常気象が普通になり、農業、漁業、林業に従事する人はこれまでの経験や勘が当てはまらない不安を感じている。自然災害も増えており、露地栽培が不可能になることも予想できる。従来の第一次産業のビジネスモデルは、根本から災害に強いものに変えなければならない。
今年後半に予定されている消費税増税は、電子決済すれば数パーセントの還元があることから電子決済元年になるだろうし、AIやICTの普及によって、どこにいても仕事ができるようになり、会社に通勤することからサラリーマンを開放するかもしれない。都心のオフィスビルが廃墟になることもありえる。
通勤や出社から解放され、世界中のどこにいても仕事ができるとなれば、地方で暮らす人も増えるだろうし、ネット販売が主流になれば宅配がますます盛んになり、個人の作家が創った個性あるモノが売れるようになり、大量生産していた大メーカーや仕入れて販売するビジネスモデルの百貨店が倒産していく。
医療診断はAIによって判断され、投薬の判断もAIが担うようになるだろう。遠隔操作されている手術用ロボットは、AIの導入によって執刀医が必要なくなる。手術用ロボットはAIが判断して手術を実施するようになる。診察や決済は、パソコンやスマートフォンを使うようになる。
高齢者の増加によって交通事故を防ぐためや、ネット通販の普及によるトラック運転手の不足から自動運転する電気自動車が普及するだろうし、車はスマートフォンによって乗車する人が行先やエアコンなどの指示を与えるようになる。宅配荷物の位置情報はスマートフォンのアプリにタイムリーに送られてくる。
ICTやAIは、知能を発達させるが、意識は人間が持っている。どんなに優れた性能であってもデザインが気に入らなければ商品としての魅力に欠ける。つまり、プログラマーと同時に人間の感性に訴えるデザイナーの仕事が増えてくる。これからの30年、世界は激変し大いに学ぶ必要が出てくる。