ダイエットは食べないのが一番効果的
痩せたいから運動しているという方は多いが、痩せているとは言い難い成果に悩んでいる。どんなに運動しても痩せないんですよと相談されることもあるが、運動は痩せるためにやっているのではなく、筋肉を付けるためにやっている。かなり運動したところで、消費カロリーは微々たるもので、食べない方がカロリーの減少効果は高い。
ただ、食べなければ死んでしまう。脳は生きるために耐えきれないような空腹感をもたらす。生きようとする感情と痩せたいという感情では、生きたいという感情が勝る。それなら、生きたいという感情を感じないように痩せるしかない。つまりは太りにくい食材を食べることに尽きる。
こうしてコンニャクがイイとかリンゴがイイとかバナナがイイとか…。同じモノばかり食べることを偏食というが、これもまた死に至るので脳は栄養のあるモノを食べるように空腹感を出す。そこで、栄養が万遍なく行きわたるように何でも少しずつ食べるようにすると、健康的な体重に落ち着いてくる。
偏食していると身体は、必要な栄養素が補えないので、更に食べるようにサインを出す。つまり、空腹は必要な栄養素を身体が欲しているから。それなら、万遍なく必要な栄養を補ってあげれば身体は健康状態の体重になっていく。無理なダイエットは健康に悪いので、鮮魚や野菜や果物など不足しているモノを食べるようにする。
野菜や果物は90%程度水で、大量に食べても水を摂取しているのと同じこと。満腹になるまで食べていても理想的な体重に落ち着いてくる。繊維質が多いので胃腸の調子がすこぶる良くなり便通も悩まなくて済む。パンや麺といった加工食品に比べて消化がゆっくりなので腹もちが良い。形状記憶肉体だと嘆く必要はない。