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マンションの管理・修繕ができなく価格が暴落

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マンションの維持・管理や修繕が適切に行われず、居住環境はもとより、周辺にも悪影響を与える「管理不全マンション」が増えている。マンションは大体12年ごとに大規模修繕が必要になるが、この修繕積立金を低く抑えて販売しているため、追加で出費がかさむようになる。また、途中で修繕積立金を増額する事態になるが、支払えないカツカツの状態の住人もいる。

 

平均すると大規模修繕では、1戸当たり250万円ほどが必要になり、250万円÷12年÷12か月=17,360円 約2万円を毎月積み立てる必要がある。管理費と合わせて3万円近い出費を支払える方は少ないのではないだろうか。このため、2020年頃から大規模修繕が必要なマンションが増えてくるので、こうした問題がいっきに噴出する可能性が指摘されている。

 

マンション購入のときには、返済限度額まで頑張ってより広い、便利、快適なマンションを購入しようとするが、いざ、購入してから思わぬ出費がかさむことが予想される。最近の若い方は、購入を諦めて賃貸に流れているが、賃貸の方が余計なストレスを抱えなくて済みそうだ。ちなみに、近隣家賃の相場の200倍で販売しているマンションなら貸し出しても年利6%の利回りは期待できる。

 

事業経営では、工場を自前で持つよりも外注するし、コピー機やパソコンなどはリース契約して全額経費で落とすようにしている。多額の資金を必要とする自社での物件や機材の購入は避けるようにしている。個人においても住まいや車などは所有する時代から利用する時代へと変化している。デフレ状態では、資産を貯金しているのがいちばん効率の良い投資、無理して買うものではない。

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