大豪邸に住みたい
人生一度は大豪邸に住んでみたいと思うもの。100億円の邸宅、30億円のペントハウスなど、世界には驚くほどの大豪邸がある。庶民としての感覚からは程遠い大豪邸だけにどんな人が住んでいるのだろうと思う。
実は、京都東山にも大豪邸があり、庭に琵琶湖疎水を引き込んで滝や川の流れを再現している。所謂別荘になるが、疎水の1年間の使用料だけで400万円。電気水道代、修繕費、庭師への支払いなど維持費だけでも年間数千万円以上。
普通の金持ちでは歯が立たない額に驚きを隠せない。そんな豪邸でも住んでいる人がいるのだから、世界は謎に満ちている。かつて、Appleの創業者が東山の別宅を30億円で買っていたとか?そんなレベルのお金持ちでしか手にできない世界。
庶民の僕には田舎の戸建てに住んでいるだけで充分。今より、もっと質素な家でもイイと思っている。今の家ですら毎日のお掃除も大変。庭の雑草や草花の水やりなども大変。それを業者に任せられるほどのゆとりはない。
若い頃と違って70代の今では、大豪邸などは自分には似合わないとつくづく思う。憧れはネットで見る程度で充分。家政婦や庭師などがいる家に住みたいとは思わない。どうみても、僕は普通の人、超リッチにはなれない。
憧れで済ませていれば維持費など自腹を切って支払うことがない。自分には自分に合った家があり暮らしがある。それに満足していれば充分幸せ。庶民の小さな満足が大金持ちの大豪邸で暮らす満足より勝っていることもあります。


