おとなの愛情は、チョッと複雑
日本では、政治家が不倫をすれば辞職につながることが多いですが、かつての日本では不倫とは言わずお妾さんと呼んでいた時代もありました。戦前まで、本妻とお妾さんが旦那を支えていました。アメリカのトランプ大統領も不倫が発覚しましたが、アメリカでは人気は維持されています。
欧米では、不倫はプライベートな問題で政治活動には影響しません。ドイツの元首相シュレーダーさんが浮気をしても、周りが応援していたこともあります。フランスは言うに及ばずですが、中東諸国では不倫には厳しい処罰があるようですが、あくまでも不倫相手もイスラム教信者の場合です。
欧米では男女ともに働いており、それぞれに自立した存在ですので、旦那の収入に頼って生きているわけではありません。それぞれに気に入らなければさっさと別れて、良きパートナーをお互いに見つけた方が良いという考え方です。
欧米では不倫に関しては寛容ですが、セクハラに関しては厳しいです。夫婦間であってもハラスメント(嫌がらせや暴力)には警察や司法も介入できます。妻だから好きにしてもよいだろうなんて考えていると犯罪になります。
「結婚できたから幸せ」とまるで人生のゴールのように話す人もいますが、その後悲惨な日々を過ごす方も多いです。結婚して年月が経つと人はそれぞれに価値観も違ってきます。別れられずにいっしょに暮らしているということもあるでしょう。
女性の自立は、我慢しながら旦那に従うことから解放されます。「誰のおかげで飯が食えると思っている!」と豪語する旦那に渋々従うことはありません。自分の人生をよく考えて旦那に頼り切る生き方を変えてもいいのでは?