BUNちゃん式ダイエット その9 栄養が足りなければ餌を探す
空腹になると、食べ物を必死になって探すようになるのは人間だけではない。細胞だって栄養が足りなくなれば、必死になって栄養を取り入れようとする。人間の血液中には、バイ菌など身体に害のあるモノを駆除してくれる白血球があるが、白血球だって栄養が満たされなければ活発にバイ菌を処理しだす。
病気になると食欲がなくなるのは、空腹にして白血球の活動を活発にして免疫力を高める必要があるからに他ならない。ダイエットをすると若返るというのは、細胞は空腹を我慢しきれなくなって活発になり、細胞活動が活発になり免疫力が向上して老化を防ぐから。若返りにはダイエットが一番効果的。
食べ過ぎると、身体はその栄養を蓄えておくが、蓄えが増えて処理できないほどになると、身体は変調をきたす。体内に溜まっている栄養を取り除いてやるにはダイエットが一番効果的。糖尿病、脂肪肝、動脈硬化、痛風、肥満などは栄養を蓄えすぎているためにかかる病気で、薬でこれを抑えるには限界がある。
犬や猫でも動物の身体は栄養を取り過ぎると病気になる。人間でも同じことで、取り過ぎた栄養は体外に出すことなく体内に蓄積される。どんどん溜まっていく栄養があれば、細胞は活発に動く必要がなくなり、細胞活動を緩慢にして免疫力を低下させる。免疫力が低下すれば発病する。
ダイエットすれば若返るだけでなく、免疫力が向上するので、これまで風邪にかかりやすかったのがかかりにくくなり、胃痛などおこらなくなり、熟睡できるようになり、精神的にも安定するようになり、我慢強くなり・・・と良いことが多い。空腹を我慢しているのは自分だけでなく免疫細胞もそうなのだ。