BUNちゃん式ダイエット その10 好き嫌いを失くせ
肉が入っていない肉じゃが、ジャガイモがないカレーライスは美味しくない。美味しい料理を作るには、食材がとても重要。足りない食材が分かれば、調理中でも買い出しに行く方がまし。それほど、ひとつのメニューを美味しく作るには新鮮で美味しい食材が大切になってくる。
僕の身体は、僕が食べるモノだけで構成されている。好き嫌いが多く、偏食ばかりしていると栄養は限られ、手持ちのモノだけで僕の身体は作られていくので、どうしても足りない部分が出てくる。そうした事態が長く続けば、健康な身体を作れなくなり病気になるのは避けられない。
朝は食パン、昼はパスタかハンバーグ、夜はステーキやラーメン、といった食事では野菜やフルーツが不足し、小麦粉と肉だけに偏っている。こうした食生活を続けているとどうしても栄養が偏り、必要な栄養を得るために脳は空腹だと指令を出すので食べ過ぎていく。
野菜やフルーツを食べて欲しいのに、夜食にラーメンや菓子パンを食べるという悪循環をすれば、不必要な栄養は身体に蓄えられていき、必要な栄養素を求めて空腹は続く。好きなものばかり食べていると栄養は偏り、いつまでも空腹感が解消されない。結果として、どんどん体重は増えていく。
食べ物は万遍なく幾つもの種類を食べるようにすれば身体を作る必要な栄養素は足りてくるので空腹感は我慢できる範囲に収まっていく。魚も肉も野菜もフルーツも、万遍なく何でも食べること。そして、加工食品を少なくして、自分で調理するものを食べるようにすればより健康になる。
仕事でも人でも好き嫌いを失くして、何でも好きになってみようと思って挑戦してみれば、自分自身の成長もあるが、最初から好き嫌いで選り好みしていれば、狭い了見の人間になっていく。健康的な生活を送るには、好き嫌いを失くして身体も心も健康にする対策が必要だとダイエットが教えてくれる。