世界は美味しいものであふれている
田舎の飲食店でも最近はお洒落な建物にインテリア、メニューも綺麗で、一昔前の大衆食堂とは大違いに洒落ている。お料理も写真写りの良いものばかりですぐに食べたくなるものばかり。しかも、外食が安くなり家で手料理しても値段は変わらない。
そうなると、外食ばかりになりスーパーに行っても加工食品やお惣菜を買ってきてレンジでチンして食べるようになる。こうした生活を10年以上続けていると、身体のどこかしら変調をきたすようになる。安くて美味しいの裏には危険が潜んでいる。
僕は若い頃、外食とインスタントラーメンが主食だった。餃子とラーメンにチャーハンをいつも注文していた。野菜や果物はほとんど食べず、お魚を食べるぐらいならコロッケを食べていた。お菓子も大好きならアイスクリームも大好物だった。
30代の当時は身体が重く、胃腸が悲鳴をあげていて救急車で病院に運ばれることが年に一度はあった。食べ過ぎていたし、肉や揚げ物が大好きだったから血管も詰まっていったのだと思う。当時は健康よりも食べたいものが健康の秘訣ぐらいに思っていた。
お腹が痛くなっても医者が治してくれるからと、食事に注意することはなかった。今回も医者が血管の詰まりをステントで広げてくれた。でも、昔と違って今は食事に注意し運動を続けなければ健康を維持できないことを知っている。