このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

少子高齢化の近未来 食糧危機

 

2020年頃から地球温暖化の影響が出始め、天候不順や異常気象により農作物の収穫量が激減した。路地物の野菜などの値段が急騰し、世界中で食糧危機が訪れ、餓死する人が出て国際問題になったが、これといった解決策はない。

 

先進諸国では天候に左右されないハウス栽培に切り替えて野菜などを栽培しているが、路地物に比べて値段は2倍以上する。穀物不足から鳥、豚、牛などの飼育用のエサがない状態が続いているため、肉食は贅沢品となった。

 

魚も水温上昇によって漁獲量が激減したため、養殖がメインとなっている。陸地での養殖は、地下の低温を利用しているし、海では、巨大台風の影響があり、沖合で大規模な養殖をするようになった。値段は上昇しているが、それでも供給は間に合わない。

 

2040年では、ハウス栽培や養殖などはすべてAIが判断して撒き餌の調整や水温などの管理を行っている。自動化したため、ロボットが収穫や漁獲量を決めている。加工場も自動化されたので24時間稼働し、急速冷凍して世界中に販売している。

 

第一次産業に従事する人はIT技術者が多く、肉体労働から解放されている。むしろ、工場やロボットなどのシステム管理、メンテナンスなどが主な業務になっており、デジタルスキルがない人は働けない。2020年頃からデジタルスキルを磨いておく必要がある。

 

« »