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少子高齢化の近未来 大学生がいない

 

1992年18歳人口は205万人、それが2022年では112万人、2040年では77万人になる。大学の定員割れは常態化し赤字経営が続いている。大学の自治は教授会が行っているので学部の統廃合や新設に対しては保守的で一向に改革は進まない。

 

昭和の時代、大学を卒業して就職してから半年以上かけて新入社員教育を行ってきた企業は効率化と人件費の削減で、即戦力を求めるようになり、大学卒にこだわらなくなった。転職が当たり前になり、優秀な人ほど転職していく。

 

定員割れした大学は、推薦入試を大幅に増やして定員確保に躍起になり、高校の学力もない学生を受け入れ、ますます日本の大学のレベルは低くなっている。企業が求めるレベルのスキルや知識がつかない教育が大きなネックになっている。

 

大学はアカデミックな教育をするところなどと言っている間に欧米の大学が日本に進出してネットで受講できるようになり、最先端のスキルや知識が身につく講義が行われるようになり、外資への就職を希望する生徒が欧米の大学に行くようになった。

 

ロボットや自動化、AIやIT、宇宙開発やロケット、人工衛星など最先端の技術が学べる欧米の大学に対して、日本の大学は後れを取っており進学する生徒も少ない。かつて人気だった大学も今では閑古鳥が鳴いている。

 

 

 

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