借金のこわさ
借金の怖さは返済能力を超えて借金することに躊躇しなくなること。最初は、慎重に借金して生活費や会社の運営費に使うが、使い果たすとまた、借金するようになり、何度かやっているうちに返済のために借金するようになる。こうした自転車操業状態になると借金地獄から抜け出せなくなる。
借金というと聞こえが悪いのでローンと言い換えているが中身は同じ。車を買うときにチョッと背伸びしてローンにする。不動産を購入するときも長期のローンにすれば家賃と変わらないと納得する。こうして贅沢をするようになると歯止めが利かなくなり、ローンで贅沢品を購入するようになる。
クレジットカードローンは金利がバカ高いが融資はすぐにやってくれる。こうした利便さから利用するようになる。物欲には限りがないので際限なく欲しくなる。たくさんの物に囲まれているのに不足していると感じる。少し不便だと思うぐらいで我慢している方がローン地獄に陥らない生活だと思う。
返済の怖さは返済を迫る金融機関からの催促ばかりでなく、保証人となっている方からの問い合わせにもお答えしなければならず、申し訳ない気持ちと逃げ出したい気持ちに押しつぶされそうになり自殺という考えが頭をよぎること。そうならないためにも借金(ローン)は避ける方が良い。