雑食で健康を保つ
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」のことわざのように、偏食は不健康の元になる。人の身体は食べ物によって構成されているので、まんべんなく何でも食べるのが基本だろうが、野菜ばかりに偏る人、肉ばかりに偏る人、麺類ばかりにこだわる人、パンとジュースばかり食べている人など偏食していることが多い。
肉ばかり食べていると、体の血管に支障をきたすようになるし、野菜ばかり食べていると貧血気味になる。「~がいい」と聞くと、そればかりに目が行きがちだが、それは非常に危険な考えで、何でもまんべんなく食べるようにするのが健康の秘訣だろう。普段、麺類や肉類、揚げ物に偏っている食生活の方が多いのではないだろうか。
野菜をたくさん食べると元気になるのは、普段の食事で野菜が圧倒的に少ないことが原因している。ごはんをたくさん食べているから野菜は大丈夫だと勘違いしている人もいる。この他にも、くだものや青魚などもあまり食べていない。そこで栄養に偏りが生じて不健康になっていると考えられる。
世の中にはいろいろな情報が流れており、そのどれもに説得力がある。間違った情報を鵜呑みにしてビーガン信者になったり、菜食主義者になったりして付き合い辛い状態の人もいる。これしか食べないのではなく、あれもこれも食べて健康を維持するようにした方が良い。怪しい医者や研究所の言うことを鵜呑みにしてはいけない。