投資で資産を守る?
2022年4月から高校生の授業に資産運用の授業が始まる。資産形成に欠かせない貯金、株、債券の3つに分散することを学ぶと思うが、僕の経験から言えば貯金している方が資産は少しの目減りだけでしっかり安全に防衛できる。つまり、目減りすることは避けられない。
株式投資は少し儲かると、もっと儲けたいと思ってさらに株を買い、損失を出すと取り戻そうと更に深みにはまる。気が付けば、投資額の半分以上を失くしている。債権は、条件付きのものを購入して丸損になることもある。もっと儲けたいとハイリスク商品を購入して損失を広げる。
不動産は、数年たってから売却しようとすると手数料や経費など差し引くと損をしている。アパート経営は最初の10年はウハウハで20年すれば儲からない。儲からないアパートは売却すれば差し引きかなり損をしている。大家さんで儲かると数棟購入してからビックリする。
資産を守ると言って多額の生命保険に加入しても自分が死ねば儲かるが、死ななければ掛け金が損失になる。リゾートやゴルフ会員権も使っていれば価値があるが、売却時はかなり安くなり損をしている。営業マンの口車にまんまと乗せられて売却するときに損をしていることに気が付くパターン。
何もせずに貯金にしていれば安全で資産を守れたのに政府も金融機関も、これからは自分の資産は自分で守る時代ですとか、貯金は資産を目減りさせるだけですと言ってあの手この手で勧誘するが少し儲かって、この辺が引き時だと判断できないでドンドン深みにはまり仕事も手につかなくなる。
金融機関の勧誘に負けてなけなしの資産を失くさないように自分の金融資産は、しっかり貯金して蓄えておくこと。古今東西、現金を持っていることほど心強いものはない。まさかのときに、これほど役に立つものがないから皆が貴方の現金を狙う。投資するより、仕事をして稼いだお金こそ確実な資産を守るすべだろう。