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人類は夢を持って生きてきた

 

僕たちはいつも明るい未来への夢を持って生きてきた。不治の病を治す治療方法や薬の開発、馬や馬車を使わないで移動できる機械、遠く離れた人とお話ができる器具、世界中の人に自分の意見を述べることのできるツールなど夢を現実のものとして生きている。

 

国の違い、人種の違い、宗教の違い、文化の違いなど、いろいろな人がいろいろな発明をし、発見をし、共に働き、お互いに幸せになれると夢見て頑張って生きてきた。いろいろな差別、偏見なども乗り越えられると夢見て生きてきた。

 

多くの人の幸せを願い、人種差別を無くそうと奮闘する人のおかげで僕たちは肌の色や人種の違い、宗教や国の違いを乗り越えて皆が人として幸せに生きる権利を有していると宣言するまでになった。皆がかけがいのない地球に暮らす人類で皆が同じ権利を有している。

 

戦争をなくそうとどれほど多くの人が夢見て奮闘してきたことだろう。この夢だけは叶えられないものなのか?多くの人は平和を夢見ているのに、そのために戦争が必要だなんて何だかおかしくないと思わないのだろうか?戦争反対のはずが戦争を支持している。

 

平和のために核兵器が必要?平和のために殺人兵器は最新のものでなければならない?平和のために軍備は増強しなければならない?平和のために人殺しの道具を送らなければならない?政治家はそんなことしか言えないのだろうか?

 

殺し合いの道具を捨てて、憎しみがこれ以上増幅するのをやめて、政治家は集まり軍備をなくして人類のための警察のような組織を一つだけつくろうと話しあってもいいんじゃないか?もうこれ以上、人類同士で殺し合うのはやめようと話し合ってもいいんじゃないかな。

 

戦っている兵士に話しかけてみよう。お互いに武器を捨てて青空の下に出てみよう。笑顔で肩を組み平和を願ってみよう。僕たちはこれ以上、政治家のあなたたちの言うなりにはならないと声高らかに叫んでみよう。もう殺し合いはやめた。家に帰ると言ってみよう。

 

僕たちには、ロシアの天然ガスもウクライナの小麦も中国の通信機器も韓国や台湾の半導体もアメリカのトウモロコシも世界中の人たちが作った物が必要で、皆が一体となって初めて幸せを感じる世の中を作りだした。だから、協力しなければ生きていけないんだ。

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