便利な世の中になったもんだ
人がレジを打ち、支払機で支払うことが多くなり、Selfレジも増えてきた。ユニクロなどでは買い物かごを箱に入れると決済金額が表示され、カードなどで支払いするようになっている。個人店でもペイペイなどで支払うようになっている。現金支払いをする人が少なくなった。
お買い物も、お店に行く前に、そのお店からのアプリでポイントやクーポンを確認できるようになっている。セールのお知らせもアプリから入ってくる。もちろん、お買い物をすればスマホでアプリを見せて割引されるし、ポイントもたまる。代わりに、ポイントカードはなくなった。
車も話しかけるだけで音楽が流れたり、ナビが設定されたり、エアコンの設定を変えてくれたり、電話をかけてくれたりしてくれるようになった。高速道路では自動運転までしてくれたり、車線を越えると教えてくれたりするし、横に車が来ているとサイドミラーに赤く表示してくれる。
旅行代理店で旅館やホテルの予約、電車や飛行機の予約などを頼んでいたものだが、今ではパソコンやスマートフォンで簡単に予約を済ませることができる。しかも、チケットはスマホを見せるだけ。珍しい書籍も本屋でお取り寄せを頼んで数週間待っていたのに今では検索して翌日には配達してくれる。
レコードを買うこともないし、映画館に行くこともない、お買い物も都会に出る必要もない。ブランド物も自宅にいながらお買い物ができる。田舎暮らしをしていると、野菜やお魚は安いし、いつでもアウトドア暮らしをしているようなもの。都会の雑踏にまみれることがなく、新鮮な空気を吸って暮らしていられる。
僕が住んでいる和歌山県有田郡有田川町は、全国住みやすい街ランキングで上位30の中にあるとお聞きしたが、さもありなんと思う。都会にいなければできなかった仕事やお買い物、情報収集などが、今では田舎で済ませることができるようになった。便利な世の中になったものだ。