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加工食品の依存性

 

僕は学生の頃、チキンラーメンが大好きで、スーパーで箱買いをして食べていた。毎日食べても食べ飽きない。カッパエビセン、カレーパン、チョコレートなども同じように思う。スイカやジャガイモ、ホウレン草などの新鮮食材は、毎日食べていると食べ飽きるので調理に工夫を加えている。

 

どうやら、加工食品は人が何度でも食べたくなる常習性があり、食材そのものにはそこまでの常習性はないように思う。胃に負担を与えることが少ない加工食品は、消化吸収が早いので、身体が満腹感を感じる前に食べ続ける。そのため、肥満の原因にもなりやすい。かなり、注意が必要な食べ物。

 

加工食品を食べていた40代までの僕は、肥満で高血圧、糖尿病の一歩手間で胃腸が弱く病院のお世話になることが多かった。インスタントラーメンを食べてから、お菓子を一袋以上たいらげて、菓子パンを数種類食べてからアイスを箱で食べる毎日。これではいかんと思い食べ物を見直した。

 

まず、消化吸収が早い加工食品を食べるのを止めた。消化吸収が遅いゴボウなどの繊維質たっぷりの野菜やおからなどたくさん食べるようにした。牛肉が大好きだったが、これをサバやイワシなどの青魚に変えた。フルーツは高くて買わなかったが、毎日食べるようにした。

 

食べるものを変えるだけで体重はドンドン減っていき、とうとう標準体重にまで落ちていった。これといったダイエット方法は何もしていない。ただ、加工食品のように毎日食べていると食べ飽きるので、調理に工夫を凝らすようになった。おかげで健康診断ではどこも悪くありませんと言われるまでになった。

 

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