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家庭料理の基本 前書き 

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学生時代、ほとんどの若者は勉強しなさいと親から言われても、料理や洗濯など家事をしっかり覚えなさいと親から言われていない。料理に自信がある親は、子供にしっかり勉強してもらい少しでもレベルの高い教育を受けてほしいと願っているので家事は引き受ける傾向がある。

 

受験勉強などでは、インスタント食品やコンビニ弁当、ファストフード店などでの食事が多くなりがちで、親の手料理をなかなか食べなくなってくる。カレーなど自分で作ろうとすると、大人からああでもないこうでもないと指導され、叱られるならとヤル気を失くして手料理をしなくなる。

 

社会人になると、調理ができないままに一人暮らしになり、仕事をするので外食が多くなる。たまに、調理しようとレシピを観ても完璧にレシピ通りにやらなければならないとテストのように思い込んでしまう。そうなると、冷蔵庫には余った食材がたまるので手料理はやめてしまう。

 

少し覚えた手料理を試すと、料理に自信を持っている人からあれやこれやとアドバイスされて、どれが正しいのかと思い悩んで料理に自信を失くしてしまう。そんな若者が増えており、僕の会社で働いてくださる若者にもあてはまる。外食に頼り、身体を壊す社員に、同じように働く者として少しでも手料理を覚えてほしいと心から思うようになった。

 

料理は創作されていろいろなやり方があるが、僕はできるだけ簡略化し、仕事で時間のない手料理を紹介するようにした。僕のやり方が正しいとは思わないが、健康的で美味しいと僕自身が思っている手料理を紹介するので、あとは自分で応用して発展させて欲しい。

 

この記事を読んでくださる方の中にはプロの調理人の方もたくさんいるので心苦しいが、僕の会社で働く社員の健康のために書いていることを了承して頂きたい。少しでも、僕の会社で働いてくださる皆さんが、いつまでも健康で元気に笑顔で働いてくださることを心から願っている。

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