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家庭料理の基本 №6 ご飯の炊き方

IMG_8845炊き立てのご飯ほど美味いものはありません。そのままでも、卵かけにしても、親子どんぶりにしても美味しいですし、おかずが要らないほどです。僕はアメリカにいるとき、普通の鍋でご飯を炊いていました。炊飯器や計量カップがなくてもご飯は簡単に炊けます。アメリカにはコシヒカリなど美味しいお米が安く売られています。

 

お米は、ざるに入れ、水で洗って、水に半時間ほど浸しておくと透明から白っぽくなります。充分、水を吸ったお米でご飯を炊くと芯まで火が通りやすいので美味しいご飯にしやすいです。お米の種類によって数十分で白くなるのもあれば、1時間以上置かなければ白くならないものもあります。

 

お米とお水の分量ですが、目安は1対1。グラスにお米を摺り切りまで入れて鍋に入れ、同じ分量のお水を鍋に入れるだけで蓋をしてコンロに置きます。最初は中火にして、数分すると鍋の中でぶくぶく音がして水蒸気が出てきます。蓋から泡がこぼれ出てきますが、蓋は取らないでください。

 

沸騰したらそのまま水蒸気がなくなるまで中火で炊いてください。お米が鍋の中で元気よく循環してこそ美味しく炊けます。水蒸気が少なくなってきたら弱火にして、水蒸気がなくなると火を止めて20分ほど蒸らします。蒸らすことでお米の芯までしっかりと火が通りますから蓋は閉めたままです。

 

豆ごはん(エンドウ豆)のときは、水の分量を少なくして、その分、料理酒を入れて炊きます。そのとき、塩を小さじ1杯ほど入れますが、これも自分の舌でなめてみて美味しいと感じる量にしてください。おこげが好きな方は、少し醤油を垂らしてあげるとおこげが簡単にできます。また、炊き上がりの最後に強火にしてもできます。

 

五目ごはん(かやくご飯)は、お水の代りに出汁を入れます。醤油(薄口)とみりんは、1対1の割合で、舌でなめて調整してください。具は、冷蔵庫にある余り物の野菜をみじん切りに切って入れるだけです。干し椎茸、にんじん、ごぼう、こんにゃく、油あげ があれば最高ですが、余った焼き魚、大根、かぼちゃ、などを入れても美味しいです。

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