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家庭料理の基本 №3 調味料はさしすせそにみりん

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だしの素、そーめんつゆの素、チャーハンの素、八宝菜の素、マーボー豆腐の素、パスタソースの素、とにかくキッチンや冷蔵庫に、化学調味料の○○の素が満載で、使い残しの状態で溢れている方は多いです。これでは元気で健康的な家庭料理とは言えません。基本調味料だけで充分美味しく健康的で元気になる家庭料理はできるので、是非挑戦してください。

 

和食の基本になる五つの調味料は さしすせそ、さは砂糖(さとう=僕は三温糖)、しは塩(しお=僕は天然塩)、すは酢(す=僕は千鳥酢)、せは醤油(せうゆ=湯浅町 角長の濁り醤)、みは味噌(みそ=湯浅町の手作り減塩味噌)のこと。これに、みりん(3年熟成みりん)。八宝菜の素などのできあいの合わせ調味料(化学調味料が入っているもの)を使わないので、チョッと高額ですが基本調味料はこだわってください。

 

ごま油、鰹節、昆布が和食では基本ですし、これだけあればほとんどの料理は間に合います。合わせ調味料の基本は、1対1、1対1対1、とにかく1対1が基本です。ポン酢は、お酢と醤油とみりんが1対1対1、煮物は、醤油とみりんと料理酒と三温糖が、出汁1カップ(200㏄)にそれぞれ大さじ2杯で1対1対1です。酢の物でも酢と砂糖を1対1にして醤油やさらに酢を足して調整してください。

 

最初は、1対1で合わせて自分の舌で調整していきます。醤油を多い目にしたり、味噌を加えたり、お酢を足してみたり、七味を入れたり、お酢の代りに柑橘系の搾り汁を入れたりとオリジナルでドンドン挑戦します。砂糖に少し塩を足すと甘さが引き立ちますし、野菜サラダは薄い塩水で浸しておくと美味しく長持ちします。

 

そーめんやそばつゆ(つけ)は自分で簡単に作れますから是非とも自分で挑戦してください。出汁 カップ 2 しょうゆ カップ 1/2 みりん カップ 1/2です。そばつゆ(かけ)は、出汁 カップ 6 醤油 大さじ  4 みりん 大さじ  2 砂糖  小さじ  1 塩  小さじ  1です。生姜をすって入れるととっても美味しくなります。

 

ジャムを作るときは、ブルーベリーやイチゴやリンゴなどの重さと同じ重さの砂糖を一緒にして弱火でじっくりと煮込むだけです。柑橘系のジャムを作るときは皮や種も一緒にして煮込めばとろみがついてきます。煮込んだ後からこして種を取ってください。梅シロップなどを作るときも梅と同じ重さの砂糖をビンに入れて、毎日転がすだけで1ヶ月もすればできます。

 

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