食べることは生きること №7 炭水化物
僕はお菓子や菓子パン、マーガリンをたっぷり塗った上に砂糖をまぶした食パン、焼き肉は牛肉、トンカツ、お菓子は油で揚げたスナック菓子、どんぶりご飯などが大好物で、毎日大量に食べていました。体重はドンドン増えてきて大学卒業した頃、体重60㎏から20代後半で84㎏になりました。炭水化物と脂質の取りすぎでした。
炭水化物は糖質と食物繊維の総称で、砂糖、穀類、また、砂糖と穀類を使ったお菓子に多く含まれています。糖質は余れば中性脂肪に変えられて体内に貯められ、体の構成成分となります。脳、赤血球、神経系、筋肉等はブドウ糖だけをエネルギー源ですから、欠乏すると思考力の低下、やせすぎになりますし、過剰摂取すると肥満の原因になります。
炭水化物は、砂糖、穀類、また、砂糖と穀類を使ったお菓子に多いので、小麦粉を使った食品やごはんなどに多く含まれています。朝は、菓子パンにジュース、昼は半チャンラーメン、夜はパスタやピザ、自宅でテレビを観ながらスナック菓子とビール、夜食にカップラーメンといった食事は炭水化物の取り過ぎになります。
炭水化物は必要な栄養ですが、取り過ぎを解消して空腹を避けるには、これまであまり食べなかった食品を取ればよいので、野菜や新鮮果物、魚介類に注目しました。お菓子がなければご飯ではなくてフルーツにして、毎度の食事は肉とご飯を少なめにして野菜や魚介類を食べるようにしました。それだけでも体重は減っていきました。
減量よりも嬉しかったのは、身体がだるい、いつも汗をかく、胃腸がもたれる、足がむくみがち、血圧が高い、コレステロール値が高い、血糖値が高いなど、生活習慣病の一歩手前にまでなっていた身体が軽くなり肌艶が良くなり、健康診断では、医師から正常ですよと言ってくださったことでした。