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BUNちゃんの住宅設計 浴室は中庭に面して配置

外部から見えない中庭は浴室を配置すると大きな透明窓や透明ガラスドアを設置できるので開放的になりお風呂の時間が楽しみになる。外に向かって窓を設置すると、外部の方に見えるからとルーバーにしたり、すりガラスにしたりするのであれば、外部から見えない箱庭に面して設置すると開放的になる。

裸で板張りの箱庭に出て、リクライニングシートに座って夜空を仰ぐこともできる。幼い子供たちといっしょに裸で中庭に出て遊ぶことだってできるし、子供たちが巣立っていけば、裸で中庭に出て、ビールを飲むこともできる。浴室と中庭のオープンな配置はとても使い勝手が良い。

浴室は3畳程度あれば申し分ない。脱衣場は洗濯がその場でできるように3畳以上は欲しい。箱庭に面していない浴室はどうしても閉じられた空間になり、入浴していても楽しさに欠ける。箱庭が取れない場合、浴室の窓から外に面して50㎝程度の空間を作り、そこに板塀を立てて竹や針葉樹を植えるだけでも開放的になる。

浴室の雰囲気をダメにする最大の要因は、シャンプーやリンスなどが幾つも見えてしまうこと。各人が、それぞれのシャンプーやリンスを使うので、4人家族であれば最低8個並ぶ。入浴時に各自のシャンプーやリンスを持って入浴するようにすれば浴室は快適になる。部屋は何もない状態がいちばん癒されるということを知って設計するとよい。

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