中古衣料でお洒落を楽しむ
僕は貧乏な家で暮らしていたので洋服はつぎはぎだらけで、小学校の校長先生から驚かれたことがある。一人っ子だったのでお下がりの洋服はなく、洋服を買うときは大きなサイズにして擦り切れた部分は歯切れの布を自分で足ふみミシン縫いしていた。学生時代は体育で着用しているジャージの上下が普段着でカジュアルな洋服はあまり着なかった。
起業してアパレルの会社を経営するようになると、売れ残りの洋服を着ていた。自分でデザインし縫製した洋服も売れ残れば着用していた。今は、中古衣料をネットで検索して購入している。新作の洋服よりもデザインが豊富だし、今では作れないような生地を使っていたりする。安いし、お洒落だし、古臭くない。
メルカリ、ラクマ、ヤフーオークション、ZOZOTOWN、アマゾンプライムなど中古衣料を扱うサイトやアプリも多くなった。コロナ禍で外出しなくなった人も利用するようになった。今年モデルを購入したが気に入らないので中古衣料として販売する人や売れ残りなのでネットで処分する人もいる。
ファッションビルの衣料品店や中古衣料品店に行ってもこれはといった洋服に出会うことが少なくなった。最近は、スマホで検索して欲しい商品に目星をつけてしばらく考えてから購入している。新品なら二倍以上する商品だが、中古となるとかなり安い。シミがあればもっと安い。染み抜き剤もイイのがあるのですぐに取れる。
いくつになってもお洒落を楽しんでいれば体型を維持しようとするし、健康にも注意するようになり、毎日ウオーキングするようになる。健康維持のために食べ物にも注意するようになり、手料理を楽しむようになる。姿勢も猫背にならないように注意するようになる。いくつになってもファッションを楽しんでいたい。