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女性社員は男性社員の世話係?

昭和の時代、女性社員はお茶くみや案内、電話の応対や印刷など雑用係だった。20前後の若い女性がほとんどで、社内恋愛で結婚すれば寿退職が常識だった。30歳近くまで働いている女性をお局様と言ったりして、退職を暗に勧める風潮があった。令和の今でも、田舎の会社ではこうした風習が残っている。

結婚しても働いてくれる男性は役職が付き昇給もするが、寿退職する女性には役職を付けず昇給も男性以下が常識だった。最近は、雇用均等法で男女の区別なく昇給できるようになったが、今でも昇進は男性社員を優遇する風潮は続いている。こうした風潮を重視するのは会社の役員で、彼らは昭和を生きてきたサラリーマン。

昭和の時代、入社すれば昇進が唯一の楽しみで、役職が付くと家族総出で祝ったものだ。そのために、上司にこびへつらい、忖度し、言われなくても残業し、嫌な仕事もこなしてきた。仕事優先で家族を犠牲にして生きてきた昭和のサラリーマンが役員となり、女性蔑視の傾向にあるのは過去の価値観を引きずっているから。

こうした会社では、豪華な自社ビル、贅沢な社長室、美人ぞろいの秘書、高級社用車にお抱え運転手が備品として備わっている。社長や政治家との親睦会は、高級料亭で食事をして高級クラブで酒を交わし、週末はゴルフ三昧で過ごす。データばかり観ながら社員を激励するが、現場の事はわからない。

社長は、こうした懇親会を通じて政治献金という賄賂を納め、その代わりに政府の仕事、行政の仕事を取ってきて下請けに回すが、これが社長のファミリー企業でそこには子供たちの名前と電話が1台。仕事を受ければ孫請けに仕事をさせて、手数料をいただくだけの会社。家族は濡れ手に粟で丸儲け。

こうした価値観の人が企業のトップ、行政のトップ、政治のトップにいれば日本は良くなると?女性蔑視はなくなると?男性優位はなくなると?世界は、こうした人たちによって動かされているとすれば悲しい話。どの世界でも庶民は貧乏くじを引かされる。彼らの岩盤は固くなかなか崩せない。

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