諸刃(もろば)の剣
諸刃(もろは)は、両方に刃がある刀剣で、日本刀や料理の包丁などは片刃(かたは)です。両方に刃があることで、良い方にも悪い方にも使えるという意味で使います。包丁などは料理に使えば人の役に立ちますが、犯罪に使えば害を及ぼします。
AIも同じことで、役に立つように使えばこれほど有益なものはありません。医師が見過ごしていた癌の発見、新薬の開発、業務の効率化、日々の困った事へのアドバイスなど多岐にわたる利用で人々の暮らしを豊かなものにしてくれます。
しかし、AIは倫理を持っていないので最強の生物兵器の開発、自立型殺人兵器の開発、暗号解読プログラムの開発、新手の詐欺手口の開発、コンピューターウイルスの開発などにも使うことができます。AIもまた、諸刃の剣なのです。
結局、道具というものを使う人の倫理観によって良い方にも悪い方にも使えるということになります。包丁も原子力もAIも使う人の心がけ次第です。人には天使の心と悪魔の心が共存していて、チョットしたきっかけで入れ替わります。
温厚な人でも、気に入らないことに出くわすとやり込めたくなります。苛められれば、苛め返したくなります。感情はその場その場で良い方にも悪い方にもコロコロ変わります。それをコントロールするのが理性や倫理ですが、理屈でわかっていても実践は難しい。
僕も気に入らないことがあるとムカッとしますし、苛められれば落ち込みます。その感情に支配されるのを避けるように、そうしたときはひたすら歩きます。心が落ち着くまで歩き続けます。時には20㎞以上も歩くことがありますが落ち着きます。


