イーロンマスクのスペースXは、ロケットの打ち上げで何度も失敗している。日本のロケット開発は失敗が許されず、完璧を求めて開発が遅れに遅れ、打ち上げて失敗し、責められて予算が削られ、失敗できない状態に追い込まれて開発が大幅に遅れた。

 

日本人は失敗すれば腹を切れと言わんばかりに非難されるが、失敗こそ成功の因だと思う。僕自身、創業の頃は多くの失敗をし、多くのご指摘を受け、多くのご批判を受けたが、それでもやり続けたので、今の成功があると思う。

 

非難されないものを開発するために、多くのご意見を伺い、多くの根回しをして、最初のワクワク感が失われた玉ぐし色のプロジェクトを完成したところでお客様の支持は得られないものだ。多くの成功は、多くバカにされたところから始まっている。

 

あなたがやっていることを誰かが責めても、世間がバカにすると言われても、あなたがやりたいならやり続けることだ。それこそが成功につながる唯一の道だと信じてやることだ。皆の意見など無視して全力でやり続けることこそあなたの人生だろう。