何と言ってよいのやら
嫌われている人への返事はやりにくい。何を言っても嫌われると思うので、当たり障りのないようにするが、それでも相手は気分を害しているように思う。何しろ、こちらを嫌っているのだから何を言っても何をやっても気分が良いはずがない。結局、何もしない方が良いのだろうと思う。
何気ない一言や行為で相手を傷つけてしまい嫌われることがある。それを謝っても許されるものではなく、許したつもりでも、あの人はあんなひどい事ができる人だと思われている。どんなに反省しても取り返しがつかない。反省したことを知ってもかつての傷は癒えない。嫌われることをすれば、生涯そのことが付いて回る。
若い頃は、相手を傷つけても自分勝手な行動に出てもそれが悪いことだと気が付いていない。それがどれほど相手にとって嫌なことなのかを理解するのはかなり年月が経ってから。バツが悪い相手に会うのもはばかるようになる。相手も同じことを考えていることだろう。
どんなに若くても人を傷つけるようなことはしてはいけない。それが取り返しのつかないことになる。若い頃に、そんなことを知っていれば、もっと他人に対して優しくなれたのに…。苛めや暴言、何気ないマウントなどやってはいけない行為は多々ある。それを理性で抑えなければ人付き合いはできない。