高齢者はおとなくしていればよい?
僕は72歳で、いつも医師から「年なのだから、身体をいたわっておとなくしていていてください。」と言われる。しかし、元気なうちはサーフィンもしたいし山登りも楽しみたい。街を散策するのも大好き。とても、家でのんびりできない性格。
ただ、40代から筋肉の衰えを感じるようになり、還暦を過ぎた頃から無理はできないと思うようになり、古希を過ぎてからは若い頃の二倍以上の時間をかけて休憩を多くとって山登りをしている。筋肉の疲れより息切れが激しくなる。
身体は動かしていれば骨も強くなり健康を保つために肥満にもなりにくいが、身体を動かさなくなると骨はかすかすになり食べてばかりで肥満になりやすい。身体は、その人の日常に合わせて身体を作る。おとなくしていれば死期を早める気がする。
老いても、身体は動かした方が良いと思う。また、よく考えることも大切で山に登れば、道に迷わないために登山道を確かめながら歩むようになる。天候も考慮して備える必要もあり、頭を使うのでボケ防止には良いと思う。
少し無理をして、少し身体をいたわる。息切れすれば無理せず休み、追い抜かれても気にせず休む。その分、景色を楽しみ草花を調べて楽しむこともできる。何もすることがないと嘆くより、何かできることがないか挑戦していかねば死期を早めてしまう気がする。