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健康は何ものにも勝る宝物

 

2泊3日の手術を終えて会社に戻ってきました。普通、1時間程度ですが僕の場合、動脈硬化が進み固くなっていて風船を膨らませてカテーテルを挿入するのにかなり手間取って3時間程度もかかりました。1本の動脈に2本のカテーテルを挿入できました。

 

写真撮影の右側が手術後で血液が良くながれていますが、左の手術前の写真では心臓の周りの血管がつまってほとんど血液が流れていないことがわかります。もう1本も見えにくいですが、鉛筆で丸印をしているところがつまっているところです。

 

これで心臓を取り巻いている3本の動脈のうち1本は血流が良くなりました。もう1本血管が詰まっている動脈があるのですが、これは動脈硬化がかなり進み固くなっているのでダイヤモンドドリルを使って削りとってからカテーテルを入れる手術を来月25日に行います。

 

医師の方が動脈硬化になっても症状が出てこないので放置していると、徐々に固くなっていくそうです。動脈硬化から心不全や心筋梗塞などで突然死する人のニュースがあるので、早期発見、早期治療できてよかったと思います。

 

担当医からも、ここまで悪化しているのによく症状を感じなかったですねと不思議がられました。普段の健康診断では心電図しかとらないので、少しでも胸に痛みを感じたり、不整脈があったりすれば血流検査を受けてみてください。

 

普段、油物をよく食べる人は注意してください。医師からは、下水管が詰まるのは油を流し下水管にこびりついていくからで、人の血管も同じことですと教えてくれました。あらためて普段の食生活がとても大切だと思いました。

 

入院していると、健康のありがたさ、普段の生活のありがたさが身に沁みます。普段通りにできる、お買い物で歩くことができる、職場に行って仕事ができる、社員と会話ができる…ことがどれほどありがたいことかと思いました。

 

 

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