過去の食生活は、未来に残されている
僕は20代迄貧乏だったので野菜や青魚中心の食生活だった。鶏肉が苦手だったので牛肉なら食べるが、20代迄はとても高額で牛肉も豚肉も買えなかった。30代になるとやっと収入が増えて食生活に肉が入ってくると牛肉ばかり食べるようになった。
30代40代と肉食で野菜や魚、フルーツはほとんど食べずに過ごしていた。とても満足する食生活だったが肥満と判断され、40代後半から減量するようになり、70代になった今でも続けている。毎月、近所のクリニックで健康診断を受けている。
先月、まぶたが少し下がっていると言われたのでクリニックで検査して異常がなく、紹介で心臓のクリニックで1日心電図を付ける検査をした。1日に何度か二回脈が乱れるとのことで医科大学に紹介状を書いていただき受診した。
そこで血流検査を行い、心臓を覆っている動脈が3本あり、そのうちの2本に動脈硬化が見られるとのことで、再検査するようになった。医師が言うには、若い頃の肉食でコレステロールが血管にこびりついているそうだ。
こればかりは処方箋でなくすことができず、カテーテルの手術に頼るしかないとのこと。1回の手術は1本の血管へのカテーテル挿入で2泊3日の入院になり、2回目の手術は1回目の術後を見て判断するとのこと。
今回は、早期発見早期治療なので良かったが、放置しておくと血管が詰まり、心筋梗塞や心不全で死に至ることもあるとのこと。若い頃の肉食が30年後の自分に遺産のように残っているのにビックリした。
こればかりは、50代からの食生活や生活習慣の見直しでは治らない。若い頃から健康に気を使い、普段の食生活や運動を行っていれば、いつまでも健康を維持することができるのだろうと思った。
5月20日から23日まで和歌山県立医科大学に入院してカテーテルの手術を行うので、しばらくSNSへのアップはお休みにします。簡単な手術なので心配しないでください。