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怒りの感情が抑えられない

 

怒りの感情が抑えられない人をけっこう見かけます。何かしら気に入らないことがあると腹が立ち、怒りを相手にぶつけてしまう。相手が謝っても許すことができず、相手が自殺するまで追い込んでしまうこともあります。

 

怒りの感情はある程度までで抑えることができるのが正常で、相手の方に配慮してここまでで怒りを納め、相手の出方をうかがうのが一般的です。どうしても怒りの感情が収まらない人は精神疾患の恐れもあるので心療内科で診察することです。

 

自分が精神疾患だと診察されるのが嫌だと思いますが、病気であることがわかれば改善の余地もあります。そのままにしていれば周りの人に迷惑をかけ続けることになるので余計にトラブルになってしまいます。

 

双極性障害になると、怒りっぽくなりやすく、コントロールが難しい躁状態と気分が落ち込み自殺すら考えるうつ状態が交互に起こる病気になってしまうことさえあります。ご家族もサポートするのですが改善しにくい病気です。

 

いつまでも根に持って怒りが収まらない。思い出しては腹が立つ。何度も電話したり、呼び出したり、伺ったりして長く怒りを爆発してしまう。何通もメールしてしまう。SNSに怒りを何度も書き込んでしまうなどは診察してもらった方がよさそうです。

 

怒りの感情を抑えるのは前頭葉の働きで前頭葉の働きが活発な人は感情のコントロールも容易にできますが、普通の人でもアルコールが入って前頭葉の働きが鈍ると、あの人がと思うほど感情の抑制が効かなくなる光景をよく見かけます。

 

 

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