健康に勝る宝はない
貧乏な時はお金が欲しいと神様に願い、入試が近いときには合格するように神様に願い、社会人となれば車が欲しい、ブランド物が欲しい、家が欲しいと神様に願い、病気になると健康になりたいと神様に願う。
お金や物などより、健康がいちばんの宝物だと思うのは病気になってから。不健康であれば、お金があっても治療代以外は役に立たないし、どんなに贅沢品があっても治療で入院して使うこともない。
しかし、普段の生活では健康であることがあたりまえで、何のありがたさも感じない。健康であることが最高に幸せなのに、そのことに感謝することなく健康を維持しようと努めることもなく金銭や名誉や贅沢品を欲しがってしまう。
本当の幸せは自分の健康であり、自分のことを愛してくださる人たちであるのに、そのありがたさに気が付かず、自分の財産、名誉、贅沢に目がいってしまう。健康を維持しようと努め、自分を愛してくださる人を大切にして感謝していれば他には何も要らない。