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収入や財産で偉そうにするものではない

 

年収1千万円を超える人がカスタマーハラスメントになりがちだそうだ。そう言えば、会員制エクシブで背広を着て宿泊しているときに、お客様からスタッフと間違われて、荷物を持てと厳しく言われたこともあるし、珈琲を背広にかけられたこともある。

 

人並よりチョッと収入があると勝ち組だと思って自慢する。平均貯蓄よりチョッと上回っていると自慢したくなる。投資でチョッと儲かると話したくなる。自慢したくなる、自慢したことで話し相手に褒められたいという隠れた意識が現れる。

 

でも、話相手がその人より収入が低く、貯金額も低く、投資で損をしていれば、とても褒める気にはなれず。落ち込んでしまうか、これ以上話を聞くのはごめんだと思う。そんな相手の感情を無視して自慢している人は、自己顕示欲にまみれていることに気が付かない。

 

「能ある鷹は爪を隠す」高額年収をもらい続けている人、多額の預貯金がある人、多額投資をしている人などは家族や友達にすら話さない。普段の生活は質素そのもので、とても資産家だとは思えないのが普通。セレブっている人ほど借金でごまかしていることも多い。

 

自慢するより相手のことを考え、相手の幸せを願い、相手の話をよく聞き、自分の話はほとんどせず、相手を肯定して否定しないものだ。自分が今あるのは、皆様のおかげだということに感謝できているからに他ならない。自己顕示欲は他人から嫌われる。

 

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