自分は一流大学卒、有名、お金持ち、モテモテ、高級ブランドでバッチリ決めている、一流企業に勤めている、会社役員、大学教授、政治家、企業経営者・・・自分は他人より抜きんでていると思っている人は、そのように扱われて当然と思い込んでいる。

 

いつも、丁重に扱われてイイ気分に浸っている人が、普通に扱われると途端に気分を害して怒り心頭に達し、怒りをぶちまける。「わたしを誰だと思っているのよ！」リゾートホテルでは従業員にくってかかり、レストランではウエイトレスに罵声を浴びせる。

 

会員制の高級リゾートに行くと、駐車場は高級な外車ばかり。お泊りの方は、ふんぞり返っているオーナーと家族が、招待された一般の方や従業員に偉そうな態度をとっている。二度とあのようなホテルには泊まりたくないと思った。

 

優越感に浸りたいという感情は、他人を見下す行為。褒められたいという感情も優越感の範疇で、他人より素晴らしいという評価を得ようする優越感。しかし、優越感にはいつまでも浸りたいという魔物がいてこれが他人を傷つける。

 

他人が優れた評価を与えてくださっているなら、その他人に感謝して、皆さまのおかげでここまで来れましたと言えば、評価は益々上がるのに、偉そうな態度を取ってしまって高評価をなくしていく。見栄をはっているときは要注意。