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いっぱつで印象を変える言葉使い

 

相手がチョンボをしでかしたときに、「バッカじゃないか!」と怒りをあらわにして言うのと、「神様のいたずらだね。」とニッコリ微笑むのとでは相手の印象は全く違う。「二度とするな!」と怒鳴るのと、「また、やってしまったか」とほほ笑むのとでも印象は違う。

 

大切なことは、自分の感情を表に出すことではなく、どうすれば相手が注意して行動するようになるかだろう。こちらが感情的になれば、相手も感情的になり信頼関係は崩壊する。お互いに相手のあら捜しをするようになり、こちらのミスは相手に付け入るスキを与えることになる。

 

調理しているときに、お皿を落として割ってしまったとき、「何をしている。このボケ!」と怒鳴れば、相手は自分を慕ってくださることはない。しかし、同じ状況でも、「このお皿はいたずらが大好きなのさ。」とニッコリ微笑んで割れたお皿を片付けてくれたらどうだろう。

 

僕は、相手のミスをそうして笑いに変えてきた。同じことを繰り返す人もいるが、それでも同じように笑いに変えてきた。そうすれば、物が壊れても心はより強くなるからだ。ミスやチョンボは誰にもある。それを責めるのではなく、抱擁する度量があれば人間関係はうまくいく。

 

 

 

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