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社員育成は企業成長の要(かなめ)

 

子供ができ、おむつの交換や授乳で忙しくなり、素直に何でも聞き入れる幼児期になる。自我が芽生えると親に対して反抗的になり、やがて大人になって巣立っていく。大人になった子供は、やがて結婚して子供をもうけて同じことを繰り返す。そのようにして人類は栄えてきた。

 

会社も同じように、新入社員ができて仕事を教えるのに忙しくなり、何でも素直に聞いてくれるようになる。やがて、仕事を覚えると上司に対して反抗的になるが、それは自我が芽生えるのと同じこと。さらなる疑問と成長がしたくなるので、自分がやっていることをすべて教える。

 

上司の仕事を覚えると、自分が管理職になって部下ができ、育成を任されるようになる。部下ができるということは、自分に都合の良いように仕事を割り振ることではなく、自分以上に仕事ができるように指導育成することが大切になってくる。部下が育たなければ会社の成長はない。

 

部下を育てることができず、部下を否定し、部下の出来が悪いと嘆いて叱るだけの上司には上司としての資格はない。いつかは、部下が自分より仕事ができて、自分が定年退職してからも、この会社が発展するように部下を育てることができて、初めて会社は規模拡大も可能になる。

 

おまえはこれだけやっていればよいという使い走りのような使い方をしていれば、部下は徐々に反抗的になり、お互いの信頼関係は崩れてしまう。おまえは将来、俺よりも偉くなって会社を大きくしてくれと願っていれば、おのずと部下への接し方も違ってくるだろう。子育てと同じこと。

 

 

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