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アウトドア用品からトレッキングへ

 

昭和の時代に登山といえば、テント地の重いリュックに撥水するカウチンセーター、重い皮靴に二重の靴下など、とにかく重い荷物を背負って山中で天気が崩れると、それこそずぶぬれで歩いたものだ。それが今や撥水加工されリュックや洋服も靴もソックスまでも軽く機能的になっている。

 

コロナ禍でホテルや旅館に泊まることがリスクになり、アウトドア用品が売れてテントやバーベキューなどを楽しむ人が増えた。当然、アウトドア用品ばかりでなくトレッキングの洋服や靴なども売れるようになり、その機能に驚き、飛びつくようになる。典型的なのがノースフェイスというブランドだろう。

 

軽くて、伸びて、撥水性があり価格も適度。日本中でノースフェイスの洋服が売れた。僕自身もノースフェイスに魅了された一人だ。こうした洋服を手にすると、昔懐かしい登山に挑戦してみようかと思うようになる。何しろ、和歌山県は山だらけの県なのだから。70歳にして再挑戦となった。

 

昔と違うのは、地図を購入する必要がない。山登り専用のアプリがあり、これを使えばグーグルマップで表示されない山道を表示してくれるし、あらかじめダウンロードしていれば、道に迷っても音声案内してくれる。あらかじめ設定すれば、標高差もわかるし移動距離も歩行時間もわかる。

 

健康維持のために何かしら身体を動かしているご高齢者は増えている。日常の散歩、山登り、ロープウエーに乗って山頂まで行き下山を楽しむ高齢者、ジムに通う高齢者など、昔と違って今のご高齢者は、健康管理の意識が高い。健康診断では、いつも医師は有酸素運動を勧めている。

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