俺は一人で生きている！と豪語したところで、酒場では給仕してくれているし、電車に乗れば動かしている人のお世話になっているし、スーパーに行けば食材を作っている人の世話になっている。人はそれぞれ助け合うことで快適な暮らしを手にしている。

 

仕事も同じことで、俺は一人でこんなに儲けていると言ったところで、それを支えてくれている人がたくさんいて、そのおかげで儲けることができている。それを忘れて、自分一人の成果だと豪語するようになると支えてくれていた人が支えなくなる。

 

生まれたときから死ぬ時まで、人の一生はお互いに助け合って生きている。それなら、自分の弱さをさらけだして遠慮なく助けてもらい、自分の強みを活かして誰かを助けてあげれば、お互い快適に暮らせるというもの。弱みも強みも正直に言えばよい。