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愛と憎しみ

人を愛するあまり、その人にまとわりつき犯罪まで引き起こします。相反する二つの感情が入れ替わることをカタストロフィー理論と云います。人を愛する行為は、その人のために良かれと思うことを、自己犠牲を厭わないで行う行為から始まります。好きになってほしいからで、好きになってもらえば最高ですが、世の中、そううまくできないもの。

 

別れて欲しいなどと言われると、態度を一変させて相手に憎しみを持って暴力的な行為に及ぶようになり、行き過ぎると犯罪にまで至ります。愛しているなら、最後の幕引きまで、相手の幸せを願って潔く身を引く行為こそ愛情がなせる行為。愛が憎しみに変わるなら、憎しみもまた愛に変えることができます。

 

僕の経験上、どんなに辛い別れでも時間が経てば辛い感情は薄らいできます。元々、ひとりなのだから、人を愛するようになり、その人のことが忘れられなくても、出会う前に戻ればよいだけのこと。気持ちを切り替えて新しいことに挑戦すれば、新しい出会いも楽しみもできる。過去は変えられなくても、未来は創ることができます。

 

 

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