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他人から言われたままに生きるのが美徳

 

生まれてからは親に従い、学生になれば先生に従い、会社に入れば上司に従う。これがいちばん素晴らしい生き方だと押し付ける。自分の考えで生きてはいけないのかと疑問に思っても、これに反発することは家族や組織から逸脱することを意味している。まるで江戸時代の武士のように、忠孝を貴ぶ生き方は滅私奉公で自分はない。

 

自分らしく生きろと言っているのに、親が間違っていても訂正できないし、先生が間違っていても、上司が間違っていても指摘することすらできない。そんな窮屈な日々を過ごしている人は多い。でも、間違いは間違いであり、正すことは人として勇気ある行動。親や先生、上司や政治家など偉い人から押し付けられることに納得できないときはできないと言えばイイ。

 

それで世間の冷たい目にさらされても、自分らしく生きる方がよほどましというもの。僕は祖母から生まれてこなかったらよかったのにと言われたし、父からもおまえは実の子ではないと思われたし、先生からはそんなことはできないと願書も書いてもらえなかった。会社の不正には目をつむれと言われたし、退職すれば冷たい目で見られた。

 

どこかの組織に属することは自分には無理だと思ったので起業して、魚の行商から始めた。起業しても業者からバカにされることも多々あったが、上司からではないので他を当たればよかっただけのこと。試行錯誤しながらも一人前になり、謙虚に振舞うことを覚え、他人を大切にすることを学んだ。

 

組織に属して自分を殺すか、自分を活かして組織から離れるか?どちらにしてもいばらの道だが、僕は自分の言いたいことを言い、やりたいことができる道を選んだ。23歳から始め70歳を前にしてこの生き方が良かったと思う。他人から何と言われようと自分を否定することはない。これが自分の生き方だと思えば、その道を歩めばいい。

 

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