過(あやま)ちては改(あらた)むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ
年を重ねると思い違いがあり、思わぬトラブルになってしまう。最近も、支払ったと思い込んでいたのに、ひとつだけ支払いをしていなくて相手に再確認のお願いを先にしてしまった。見直して自分のミスだとわかったのですぐに謝った。
相手のミスだと思い込んでいた自分が恥ずかしく、また、指摘されたときに先に見直すべきだったのに、相手の勘違いだと思い込んでいた自分が情けない。引っ込みがつかないようになるまえにすぐに謝罪したので何とかおさまった。
若い頃なら先に見直しただろうに、年を重ねると自分は正しく相手が間違っていると思い込むようになるのだろうか。論語の中にある言葉で、間違いがあればすぐに躊躇することなく間違いを正すようにという言葉を思い浮かべた。