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自分を頼って笑顔になれない

戦国武将は自分が体力・知力ともに優れておりのし上がっていったのではなく、誰に従えば生き残れるのか?誰を味方にすれば生き残れるのか?誰を部下にすれば生き残れるのか?模索してうまくいっただけの話。自分が敵をバッタバッタとなぎ倒してのし上がってきたのではない。

 

現代の僕たちも自分の体力・知力でのし上がっているのではなく、誰に従えば生き残れるのか?誰を味方にすれば生き残れるのか?誰と一緒に生きれば頼りにできるのか?模索してうまくいっただけの話。自分がライバルをバッタバッタとなぎ倒してのし上がってきたのではない。

 

自分の力不足でこんなにしてしまったと反省しているが、力不足ではなく従った相手、見方にした相手、一緒に生きてきた相手、頼りにしてきた相手が間違っていたから落ち込む羽目になってしまったのだ。それなら、見込み違いだった相手を変えればよい。しっかり相手を見極めて再出発すれば良いだけの話。

 

落ち込むことはない、悔しがることもない、腹を立てることもない、自分を責めることもない、生きていればよくあること。僕だってたまたま相手に恵まれただけの話。今いっしょにいる相手がいなくなれば僕は何もできない。たまたま、45歳を過ぎて素敵な人たちに出会えただけの話。

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