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同じ状況でも人の生き方はそれぞれ

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子供の頃にひどい貧乏で苦労したという話はよく聞くが、それが成功の因となる人もあれば、それが原因で犯罪に手を染めるようになったと反省する人もあるし、反抗的になり誰に対しても怒りを爆発させるようになる人もあれば、ビクビクした人になり、人の目を気にしてばかりの人になることもあるだろう。

 

化学反応では同じ条件であれば、同じ結果が得られるが、人の場合、同じ条件でも十人十色でひとそれぞれ。その違いは、その人の受け止め方にあり、どのように考えて処理しているかで生き方が変わってくる。だからこそ、人は面白い生き方ができるのだろう。思考回路は、明るい方に向けた方が都合がよい。

 

あんな状況の中でよく頑張れるものだと思うことがあるが、その人の思考回路が、普通の人の思考回路と違ってより楽天的で、明るい未来を想像できているから。そして、多くの場合、そうした思考は現実になっていく。そうした生き方ができる人を僕たちはうらやましいと思うのだろう。

 

それなら、どんな状況でも明るい未来をイメージしている方がよほど楽しいのに、愚痴や不満を言っている方が多い。不満タラタラと言い続けている人が明るい未来を切り開いたという話しは聞かない。愚痴ばかり言っている人が、大成功して多くの方から尊敬されているという話しも聞かない。

 

暗いイメージばかりして落ち込んでいる人、怒りの感情に支配されている人、物欲に支配されて人を騙してでも手に入れようとする人、悲しみに明け暮れるばかりの人、マイナスの感情は、人を成長させ、周りの人の協力も得ていこうとする原動力にはなりにくい。どうしてもプラスの感情にはかなわない。

 

バネは小さくなるほどに大きな力を発揮する。叩かれてどやされて、小さくなって生きていかねばならないほどに痛めつけられている時ほど、大きな力を発揮できるもの。秘めたる力は目には見えないが自覚することはできる。如何なる逆境にあろうとも勉学を怠らず、努力する人はその手で幸せをつかみ取る。

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