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常識と非常識

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多くの人に共通する知識・意見・判断力・価値観などが常識だが、特定の団体にとっての常識は、他の団体にとっては非常識ということも多々ある。ある国家の常識は、他の国家の非常識ということもあれば、ある人の行動が非常識でも、その人にとっては常識ということもある。

 

良かれと思ってやったことが思わぬ反感を買うこともあるので、僕はいつも自分が行っていることがすべて良しとは思わないようにしている。年を取ると多くの人は自分よりも若くなるので、ついつい自分の言動を押し付けてしまいがち。経験豊富な俺様の意見を聞いていれば大丈夫などと思わないようにしている。

 

自分の体験は、その時代のその場所での出来事で、今の時代には通用しないし、自分と他人はまた違う。自分にできることを他人に強要しないし、他人ができるからといって自分は無理しない。若者から叱られるようであれば、自分はまだ融通のある大人だと思うが、若者の態度に不機嫌になれば、反省するようにしている。

 

「俺様に従え!」「貴様、なんだその態度は!」「ワシを誰だと思っているんだ!」と言わんばかりの態度をとる大人には、若い頃、かなり苦労したので自分はそんな大人にはならないよう、いつも気を使うようにしている。頭に来る時があっても、それは一方向から観た判断でしかない。

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