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自己資本比率が低いほど危険

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自己資本比率とは総資本に対する自己資本の比率で、お金が5000万円あっても、借金が4500万円なら、自己資本比率=500万円÷5000万円×10010%となる。実際は現金でなく不動産や車などの資産が数千万円あって貯金がほとんどなく、借金がたくさんある人が多い。お金持ちに見えるが、実際は借金だらけの貧乏状態。

 

貧乏な人は、自己資本が少なく負債が多く、資産が膨れ上がっている。反対に、お金持ちは、自己資本が多く負債が少なく、資産は小さくなっている。収入が増えると借り入れも多くできるので、ドンドン借り入れを増やして不動産や高額商品を買い、資産を増やしていく人の生活は派手だが危険。

 

2015年に入り、有名な日本の航空会社が倒産したが、積極的な経営が裏目に出た。積極的な経営とは借金を重ねて業務拡大することだが、身の丈に合わない拡大は破たんする。自己資本比率が低ければ、チョッとしたことで返済不能になり倒産してしまう。会社でも個人でも、トップの姿勢が問われる。

 

会社の経営では、自己資本比率が30%以下になると危険と云われている。個人でも、自己資本比率が30%を切る生活をしていればリスクが高いと評価される。基本は、こうした指数をよく理解して収入に見合った生活をすること。借金が3000万円、貯金はほとんどなく、給与は返済でなくなる生活はしない方が良い。

 

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