そこそこ年収がありながら貧乏生活を余儀なくしている人は意外と多い。貯金はほとんどないが数千万円の借金はある。派手な生活が好きで、ブランド品に身を包み、高級車に乗って一流ホテルに泊まり、一流レストランの食事が大好き。趣味はゴルフ、うんちくが大好きで、一流品のことなら彼に聞くのがいちばん。

 

お金持ちは、一流レストランでごくたまに食事をするが、普段、自分で調理したものを頂いているので、外で食事の時ぐらいは自分で調理できないものを頂きたいからだし、高級ブランド品を持っているが、それは長く使えるからで、流行を追いかけている訳ではない。つまり、ボロボロになるまで使いきれる期間が長いから。

 

僕はブルックスブラザースのスーツを10年以上着ていたが袖が擦り切れていた。8万円程のスーツだったが、10年着ていれば1年あたりの単価は8000円となる。2年前に23㎏の減量をしたので、今は地元の百貨店にあるコムサメンで6万円程の細身のスーツに買い替えているが、これも10年ほど着るだろう。

 

収入が増えれば支出も増える人は、人付き合いも良くて評判も良い。夜は誰かと一緒に飲食するのが日課で、週末は家にいることがない。仕事ができるので交友関係も多く、友達を大切にしているが貯金はない。お金を持っている人は、質素倹約な生活で、普段は自宅で調理したモノしか食べないし、人付き合いはあまりしない。週末は家でのんびり過ごしてお金を使わない。