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そのビジネスモデルで儲かりますか?

 

かつて、寿司屋で働いていた知人が駅前にお店を出したから食べに来てくださいと言った。お店の場所は繁華街ではなく普通の住宅地の一画で見つけにくい。開業したての頃だったので知り合いがやってきてお寿司を注文していた。僕もお任せでお寿司をいただいた。

 

それから半年も過ぎて、市内に行く用事があったので行ってみるとお店は閉まっていた。どうやら閉店している。開店当時はお客様がやってきたが、それが一巡すると人が来なくなり毎日することなくお店でお客様を待つだけ。仕入れた魚介類は家族で食べるしかない。

 

寿司職人としての腕はあるが、経営の才覚がない。読みが甘く儲けることができない。こうした人はたくさん見てきた。ビジネスの夢を熱く語っているが、儲からないことに夢中で他人の言葉が耳に入ってこない。プロでさえ読みが甘くて莫大な赤字を出すことが多々ある。

 

傘屋や下駄屋のように、当時は儲かっていても時代の変化とともに儲からない事業になっていることもよくある。他の事業に手を出して倒産していった企業もたくさんみてきた。経営者の苦悩は、何をすれば良いのか答えがないこと。正解のない問題に直面して困っている。

 

同じ傘屋でも雨天・晴天両用傘を開発したり、暴風雨でも壊れない傘を開発したりすれば打開策になるだろうが、ただ手をこまねいて何もしない経営者は苦しい。知り合いの寿司屋もSNSで発信したり、地図入りクーポン券を印刷して駅前で手配りしていたら…と思う。

 

 

 

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