日本の不動産がかなり安いのはどうして?
十数年前、1ドル=80円の時代。日本人は海外の不動産を買いあさっていたことがある。アメリカのミネアポリスでホームステイしていた頃、僕はアメリカの大規模マンションの価格を教えてもらったときは3LDK150㎡で1500万円(約19万ドル)程度。素敵な家具付き、スケートリンクやスーパーまで完備していた。2026年1ドル=160円なので、19万ドルを円に換算すると3000万円以上することになる。
たった16年ほどでこれほどまでに円安が進んだということ。僕たちが1億円のマンションを高いと思っているが、これが今のアメリカ人からすれば16年前125万ドルだったマンションが今では半額の62.5万ドルで購入できるということになる。円安になるということは日本の不動産が半額セールを行っているようなもの。かつての日本人と同じように、海外の人からすれば日本の不動産を買いたくなる。
ただ、日本の不動産は海外の不動産と違って中古物件の値下がりが激しい。高温多湿で地震や台風などの災害もありマンションといっても60年もたない。木造住宅などは40年ぐらいで基礎が腐ってきて建て替えが必要になる。水回りの腐食も激しい。5年ごとに修理修繕が必要になってくる。海外の人はそうしたことを考慮せずに購入しているので、いつかビックリするときがくるかもしれない。


